石けんの作り方 (NPO法人 消費者協会宝塚)
台所で使い終わった油を使って,石けんをつくるようすを紹介します。 この石けんで洗うと,とてもきれいになります。手に優しいのも特徴です。 (作業していたクリーンセンター倉庫が改修工事のため、 石けんづくりを休止しています。2022年11月) |
苛性ソーダは劇薬なので取り扱いはくれぐれも注意し、必ずゴム手袋を使用し、溶液のガスを吸い込まないようにしています。 |
服装 マスク エプロン 軍手 ゴム手袋 帽子 |
プラント容器に廃油(20L)を入れ、第1溶液の約半分を加えて、棒でかき混ぜる。 | |
点火する。徐々に第1溶液を入れ、油と反応させる。 | |
(約1時間) | |
反応を見ながら(ふんわりと泡だった状態)第2溶液を入れていく。(約30分) | |
第3溶液を入れる。(釜の中で煮立った状態)攪拌棒を作動させ水分を蒸発させる。 | |
石けんのできあがり。(第1種石けんの完成) | |
水分が蒸発し、コロコロ状になったらソーダ灰を入れる。 | |
火を止め、攪拌棒は作動させたまま釜の余熱で乾燥させる。(洗濯用石けん完成) | |
粉砕機で2度通すと細かい石けんの出来上がり。 | |
完成品 協会が『すみれ』と名付けました。 |
廃油石けんを作ると
廃油は、すてれば川や海をよごすことになりますが,石けんにすれば使える物になります。リサイクルは大切なことだと思います。 * |